陸遜 |
本日は特別講師、諸葛孔明さんがいらっしゃってまーす。今日の料理は麻辣豆腐ー!というわけで本日僕は別メニューを作ることにしました |
諸葛亮 |
ご紹介に預かりました諸葛孔明です。本日は私と公瑾兄、子明兄で麻辣豆腐を作ります |
周瑜 |
麻辣豆腐、できれば四川風味は抑え目によろしく |
呂蒙 |
ところで伯言は何を作ることにしたんだ? |
陸遜 |
僕は子敬副部長と土豆肉絲(トゥートウロウスー)作ってます |
呂蒙 |
今日は安上がりにできそうでよかったわ |
周瑜 |
結局そこに行きつくのかおまえは |
呂蒙 |
やっぱりねえ、高いものは特別なとき! |
諸葛亮 |
分量ー…適当です |
周瑜 |
おいっ! |
諸葛亮 |
麻辣豆腐の辛さの味付けは、人によりけりですから。とりあえず、基本的なソースを。 |
周瑜 |
はいはい、ごま油で軽く刻みにんにくを炒めると、それから? |
呂蒙 |
トウバンジャンいれまーす。大さじ3分の2が初めの目安ですね |
諸葛亮 |
それからテンメンジャン、テンメンジャンはトウバンジャンの倍から3倍ぐらいを目安に。周部長、全部きちんと焦がさないように混ぜてくださいよ |
周瑜 |
わかってます、わかってますって。それから、トマトをひとつ刻んで一緒に炒めると |
諸葛亮 |
ちなみにトウバンジャンはコチュジャンでも代用できます。コチュジャンはあまり辛くないので、テンメンジャンと同じぐらいか、それよりも多めにいれることになります |
周瑜 |
普通はこれでソースを別にするのだが、寮ではコンロがひとつしかなかった、ということで子嘉はこのソースを別にせずに作ることにしたそうだ |
諸葛亮 |
…生活の…知恵…? |
呂蒙 |
ソースは一旦それで置いておいて、豚のひき肉をごま油で炒めるんですね。二人分で大体200グラムぐらいが(一般の)目処でしょう |
諸葛亮 |
豆腐は木綿で。水切りをしたほうがよいですよ |
周瑜 |
(でた、水切り。俺は今回はやらないからな) |
呂蒙 |
豆腐を炒めると木綿でも崩れるので、結構大きめに切るのがよいでしょう。これも二人で1パック目処 |
諸葛亮 |
あ、こら、豆腐をいれる前にできれば刻み唐辛子を入れて肉を炒めた方が |
陸遜 |
あー!そんなにたくさん入れないでください!一掴みも入れたら食べられないじゃないですか! |
周瑜 |
孔明兄…今日は散らすぐらいにしておいてください。あとは視聴者の皆さんの味覚にお任せするということで |
諸葛亮 |
…そうですか?それじゃ少なめで |
呂蒙 |
豆腐を入れて炒めたら、刻みねぎをいれて、それからちょっと生姜の千切りを入れるとさっぱりとします |
周瑜 |
炒めあがったら、ソースを入れて、最後に片栗粉でとろみをつけてできあがりです |
魯肅 |
どうやらコンロが開いたようですよ、伯言。さっき横で千切りにしたジャガイモとピーマンを持ってきて |
陸遜 |
はいはい、こっちは豚肉は細切れをさらに小さく刻むんですね |
魯肅 |
そうそう。「肉絲」っていうぐらいでね。これは豚コマを一口大よりも小さくしたものを塩炒めにします |
陸遜 |
それから、ピーマンを入れて、最後にジャガイモを炒めるんですね |
魯肅 |
ジャガイモの千切りは火が通ったらそれでよし。あまりべたべたしないように最大火力でぱっと炒めて塩で味付け |
陸遜 |
最後にお酢を少し絡めて出来上がり。これは南の代表的な家常菜(家庭料理)です。たまに店によって砂糖で味がついていて驚かされますが、大抵は塩炒めですね |
周瑜 |
ということで、本日のレパートリー二品、どちらも小吃(食堂)で頼めるほとんど失敗のない品です。お試しください、それでは〜! |