夏日山居
夢覚掀簾坐
蝉吟散夕陰
山亭人寂寂
我獨弄幽琴
夢覚め簾を掀げて坐せば、
蝉の吟じるは夕陰に散ず。
山亭に人は寂寂として、
我獨り幽琴を弄ぶ。
 転寝をしていて思わず夕方になってしまった夏の日。
 簾をあげて座ってみると、蝉の声が夕方の陰の中で聞こえる。
 山亭には人影も寂しく、私はひとりで琴を何ともなく弄んでみる。
 久々に一応納得のできた代物。
 どちらかというと「秋日偶成」のお題に近いかもしれない。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送